私鉄(その他)

ハイモ295

樽見鉄道線

解説

1999年登場。レールバスタイプの ハイモ180型の老朽化により、置き換え用として登場。同時期に作られたその他の第三セクター用の新製車両と共通点が多い。外観は、池田満寿夫氏のデザインによるものもあり、プラレール列車として、デザインされたものもある。

ハイモ330

樽見鉄道線

解説

2011年登場。それまで主力であったレールバスタイプの車両を置き換える。ブレーキシステムを変更したため、在来車との併結運転はできない。沿線の観光案内をしながら、根尾川流域の風景を楽しむことができる観光列車「ねおがわ」用に、車内の吊り手がアユの形になっている車両もある。

ハイモ230

樽見鉄道線

解説

1985年に登場。冷房装置などにバスの部品を利用するなどしてコストダウンを図った。モレラ岐阜の宣伝車や、自治体のPRラッピング車。沿線小学生の絵を貼り付けた車両など様々な塗色のバリエーションがあった。2009年に引退。

小田急7000系

小田急線 特急はこねなど

解説

1980年登場。LSEとしてデビューし、特急はこねとして、温泉客を運ぶ。全面展望席を備えた特急としては小田急では2代目で、よりスピード感のあるデザインとなった。国鉄線での試験走行に貸し出されたり、新型車両・VSEの開発のために、台車を交換して、車体傾斜装置の試験に使われたりもした。2018年に引退。

阪急6300系

阪急京都線など 特急など

解説

1975年登場。阪急京都線の特急を中心に運用され、国鉄→JRに対抗する目的もあり、2扉転換クロスシートの快適な客室設備を持つ。現在は嵐山線で編成を短縮して運用しているほか、臨時の快速特急・京とれいんとして、主に観光客輸送を行なっている。

アケチ1形

明知鉄道線

解説

1985年に、国鉄明知線から第三セクターへの転換時に登場。バス部品を多く流用してコストダウン。急勾配線区の運転のため、ブレーキ装置が強化されている。また、軽量化のために冷房装置の取り付けは見送られた。1999年引退。

三陸鉄道36形

三陸鉄道各線 リアス・シーライナーなど

1984年、三陸鉄道が開業と同時に登場した。同時期に開業した第三セクターでは、レールバスタイプの簡便な車両が多く導入されたが、三陸鉄道ではコストカットしながらも、従来の鉄道車両に近いスタイルで製造された。様々なイベント列車に用いられるほか、リアス・シーライナーとして、仙台〜八戸の長距離を三陸沿岸に沿って走破する場面も見られた。